七歳美郁と虚構の王 Ⅱ 陸凡鳥
白鳥の刺客を倒すため、最強の男を模倣するプログラムである
ソトキバ・ウィローを発動させた久遠・・
それは通常のプログラムのオーバーロードを意識的に誘発する危険な行為だった・・
回復不能なダメージが蓄積する久遠に、二人目の刺客が宣戦する・・
狙いは、美郁のいる学校・・
洗脳プログラムによって敵対する友人達に対し、
美郁の持つ切り札は、アンチプログラム・コトミカツキ・・
友人達を救うためにプログラムを使うことを決意する美郁だったが、
コトミカツキには大きな欠点もあった・・
それは、洗脳プログラムの消去に際し、プログラムに関わる記憶まで消してしまうこと・・
つまり、美郁のことを忘れてしまう、ということだった・
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