白鳥異伝 荻原規子
双子のように育った遠子と小倶那・・
だが、都からやってきた皇子について、小倶那は都へと出、
皇子の影としての教育を受けることになった・・
大王の妃の一人となった遠子の姉、明姫に思いを寄せた皇子は、
反乱を起こすが、追っ手がかかったため、身代わりに小倶那が捕らえられる・・
捕われの身を、大王の姉に助けられた小倶那・・
そこで知った忌むべき出生と、得てしまった大蛇の剣・・
反乱の鎮圧の命を受けた小倶那は、皇子の下へ向かうが、
皇子は受け入れず、倒されてしまう・・
皇子を殺され、故郷を踏みにじられた遠子は、
小倶那を倒すことを決意する・・
人ならぬ力を持つ剣に対抗するために、勾玉を集める旅に出る・・
五つ目の、幽の勾玉・・
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